ウォーターサーバーの電気代を比較

各社のウォーターサーバー本体の電気代を比較してみましょう。

公式ページで公表されている数値と、エコモードなどの設定条件も確認の上で比較しています。

なお、ウォーターサーバーの電気代は、設置場所や気温、使い方などによって多少の変動があることをご了承ください。

各社ウォーターサーバーの電気代比較一覧

商品名 サーバーモデル 1か月電気代 備考
サントリー天然水
サントリー天然水
700円前後 弱温・弱冷モードで3箱/月使用の場合
プレミアムウォーター プレミアムウォーター 約770円~
620円
エコモード使用時は620円
フレシャス フレシャスデュオ 約330円
フレシャスサイフォン 約680円
フレシャス
サイフォンスリム
約680円
フレシャスデュオミニ 約340円
コスモウォーター
コスモウォーター
約609円~487円 弱温・弱冷モードで3箱/月使用の場合
恵ウォーター
BLUEウォーター
オアシスウォーター
コスモウォーターらく楽スタイル
ウォーターサーバー
smart
436円/月 エコボタン1日2回使用時の電気代
コスモウォータースタイルセレクト
ウォーターサーバー
744円/月
コスモウォータースタイルセレクト
ウォーターサーバー
卓上型
705円/月
アクアクララ アクアクララ 約350円/月
アクアクララ 約700円/月
アルピナウォーター アルピナウォーター 1,000円/月前後
クリクラ クリクラ 1,000円/~1,300円/月
おいしい水の宅配便 おいしい水の宅配便 1,000円
富士の湧水 富士の湧水
富士の湧水
ウォーターサーバー
1,000円前後
クリティア クリティア
スリムサーバーⅡ
504円/月 エコモード使用の場合
クリティア
スリムサーバー
800円~
1,000円/月
日田天領水 日田天領水 500円前後
アースウォーター アースウォーター 800円~
1,110円/月

ウォーターサーバーとケトル、ポットの電気代を比較

電気代(1か月) 消費電力
ウォーターサーバー 330円~1,000円 80w~85w(冷水)260w~350w(温水)
電気ケトル 150円~300円 1,250W
ポット 800円~1,000円 700w

上記の表のとおり、電気代が最も安いのは電気ケトルになりますが、ケトルもポットも機能は温水だけです。

ウォーターサーバーは、冷水と温水の両方の機能での電気代になりますから、ウォーターサーバーの電気代は決して高くはないと感じられるのではないでしょうか。

ウォーターサーバーの電気代は、最新型モデルだと330円/月~となります。

一部の旧式タイプには1,000円程度のものもありますが、300円~700円程度がほとんどです。

ウォーターサーバー各社も電気代を気にするユーザーが決して少なくないことは認識しており、夜間は消費電力を落として電気代を節約する機能など、省エネを意識した機種をラインナップしています。

少しでも電気代を節約したいという方は、フレシャスの最新モデル、DEWOがおすすめです。

SLEEP機能やエコモード、温水と冷水の分離タンクで極限までムダな電力消費をカットしており、業界最安値クラスの電気代330円/月~となっています。

ウォーターサーバーの電気代って高いの?

「ウォーターサーバーって大きいし電気代かかりそう。。。」

ウォーターサーバー考えているけど、電気代が気になるという方って多いんですよね。

でも、結論から言うと、ウォーターサーバーを導入したからといって、電気代がグッと上がってしまうということはありません。

1か月の電気代はほとんど変わらないと考えて大丈夫です。

ウォーターサーバーは電気を使ってお水を温めたり冷やしますから、その分電気代がかかるのは間違いありません。

電気代を気にされるユーザーさんは少なくないということもあって、ウォーターサーバー各社も、サーバー本体に省エネモードやスリープモードなどを搭載するなど電気代をいかに抑えるかに知恵を絞っています。

そのため、数年前と比較して、ウォーターサーバーの電気代は飛躍的にカットされてきています。

上記の表で、公式サイトのデータをもとに各社のウォーターサーバーの1か月の電気代を比較してみましたが、これはサーバー本体の定格消費電力と現状の電気料金をもとに、いわば、机上の計算で算出された数値にすぎません。

ウォーターサーバーを新たに設置したことで、ご家庭の電気代が上がったと感じるかどうかは、世帯人数や他の家電製品の状況や使い方など、さまざまな要因が絡み合ってきます。

お部屋がワンルームの一人暮らしの方で、昼間は外出していることが多く、普段お部屋にいることは少ないという方がウォーターサーバーを新たに設置したのであれば、多少電気代が上がったと感じられるかもしれません。

でも、私のような4人家族で普通の暮らしをしている方なら、明確に電気代が上がったとは感じられないと思います。

実際に私もウォーターサーバーを使う前と、設置した後のトータルでの電気料金を比べてみましたが、ほとんど変わっていません。

その理由として考えられるのが、ウォーターサーバーを設置することで、冷蔵庫の開け閉めの回数が減ることや、冷蔵庫の扉を開けている時間が減ることです。

トータルでの電気料金ではほとんど変化なし

冷蔵庫

家庭用の冷蔵庫の電気代は、冷蔵庫の大きさや設定温度、設置場所や冷蔵庫内の整理状況によって変わってきますが、最も影響が大きいのが扉の開け閉めの回数と扉を開けている時間です。

冷蔵庫の扉をたった10秒開けただけで、季節にもよりますが、5℃~10℃も庫内の温度が上がります。

のどが渇くたびに冷蔵庫を開けて、飲み物を取り出すだけでも庫内の温度が上がって、再び冷やすために多くの電気を必要とするのです。

真夏の暑い時期は、特に飲み物を取り出す回数も増えますし、気温も高いので、冷蔵庫内の温度が上がりやすく、それだけ消費電力も多くなりがちです。

ウォーターサーバーがあると、冷蔵庫を開けて飲み物を取る回数が減ります。

子どもさんが冷蔵庫を開けたまま、飲み物を探しているということも減らせます。

温水についても、ヤカンやポットでお湯を沸かすガス代や電気ポットの電気代との比較になりますが、利用している私もほとんど気にならないほどです。

ウォーターサーバーを設置したからと言って、電気代が上がったという実感はありませんし、ガス代にも特に変化は感じられません。

これからウォーターサーバーを検討される方も、電気代についてはそれほど気にする必要はないと考えていいでしょう。

ウォーターサーバーの電気代を節約するコツ

電気代は使い方や設置場所によっても変わってきます。

少しでもウォーターサーバーの電気代を節約したいのであれば、直射日光の当たらない温度変化の少ない場所に設置しましょう。

温度変化の差が大きいところに設置すると、設定の温度まで冷やしたり、温めたりする際の消費電力が多くなってしまうからです。

ウォーターサーバーは、お水が5度前後、お湯が95度前後になるように設定されています。

できるだけ温度変化のない場所に設置することで、消費電力を少なくすることにつながります。

ウォーターサーバーに限りませんが、電化製品で消費電力が上がるのは、止まっている状態から電気を通して、設定された状態にまでモーターやコンプレッサーを作動させる時です。

クルマの場合を考えてみてください。

街中を走るときよりも、高速道路で一定の速度で走り続けるときの方が燃費はいいですよね。

ガソリンを最も消費するのは停止した状態から発信して加速し、目的の速度に達するまです。

目的の速度に達して、その速度を維持して走り続ける間は、停止状態から発信するときよりも燃料消費はずっと少ないからです。

冷蔵庫もクルマと同じで、扉を開けて庫内の温度が上がった状態から再び冷やす際に電気を多く消費しますが、設定の温度に達して、その温度をキープする際の消費電力は、それほど大きくありません。

ウォーターサーバーも設定温度をできるだけキープできるような場所に設置することで、電力消費を抑えることになり、電気代の節約につながります。

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